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佐藤 哲也; 永目 諭一郎*
Radiochimica Acta, 110(6-9), p.441 - 451, 2022/07
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Chemistry, Inorganic & Nuclear)日本原子力研究開発機構タンデム加速器施設のISOL(Isotope Separator On-Line)および表面電離イオン源を用いて、アクチノイド系列末端の元素であるフェルミウム(Fm), メンデレビウム(Md), ノーベリウム(No)、およびローレンシウム(Lr)の低エネルギーイオンビームを用いた最近の成果を報告する。特に、これらの元素の第一イオン化ポテンシャル(IP)測定結果について概説する。測定されたIPはFm, Mdを経てNoまで増加したが、Lrはアクチノイドの中で最も低かった。重アクチノイドのIP値の原子番号の増加にともなう変化と、ランタノイドとの比較から、Noで5f軌道が完全に満たされ、Lrでアクチノイド系列が終了することが明らかになった。さらに、LrのIP測定結果によって引き起こされた周期表での位置づけに関する議論についても簡単に紹介した。また、ISOLで生成されたイオンビームを用いた化学研究の、さらに重い元素への拡張の可能性についても議論した。
永目 諭一郎*; 佐藤 哲也; Kratz, J. V.*
Kirk-Othmer Encyclopedia of Chemical Technology (Internet), 52 Pages, 2020/09
本論文では、安定線から遠く離れた重核や新元素の合成、重核の核分裂を含むエキゾチックな核崩壊特性の研究、重アクチニドや超アクチニドの化学的性質の研究など、最近の研究の進展を簡単にまとめた。電磁分離器を用いたin-flight分離後の単一原子検出の実験技術は、新しい重元素の発見に画期的な進展をもたらした。また、一原子ずつ化学反応を行う自動迅速化学分離装置の開発も、超アクチノイドの化学研究の進展に大きく貢献した。最先端の技術を駆使して重アクチノイドや超アクチノイドの製造と化学的特性評価の新境地を開拓する重要な実験を紹介する。これまでのアクチノイド元素と超アクチノイド元素研究と、将来的に重元素の核・化学研究を発展させるためのいくつかの展望を簡単に紹介する。
研究炉加速器管理部
JAEA-Review 2016-025, 101 Pages, 2016/12
原子力機構-東海タンデム加速器は、重イオンを用いた原子核科学や物質科学等様々な分野において原子力機構の職員をはじめ、大学や研究機関、民間企業の研究者に利用されている。本年次報告は、2013年4月1日から2014年3月31日までの期間に、当施設のタンデム加速器を用いて実施された研究活動の要約をまとめたものである。総数31件の要約を以下の7分野に分類した;(1)加速器の運転状況、(2)原子核構造、(3)原子核反応、(4)核化学、(5)原子核理論、(6)原子物理および固体物理、(7)材料の照射効果。また、発表論文と会議での口頭発表、タンデム加速器に関係する技術者と研究者, 委員会, 大学等との共同研究課題および施設共用課題等の一覧を掲載した。
岩本 昭; 吉田 忠; 竹内 末広
JAERI-Conf 2001-014, 174 Pages, 2001/11
世界有数の静電型加速器として活躍を続ける原研タンデム加速器は、原研のみならず多くの大学等との協力・共同研究により使用され、多くの成果を出している。一昨年の研究会に続き開催し、分野の違った研究者により研究発表を行うとともに、ポスターによる発表を行い、新たな研究活動の萌芽を目指したものである。研究会は7つのセッションに分け発表を行うとともに、ポスターにより詳細な論議を展開できた。
岩本 昭; 吉田 忠; 竹内 末広
JAERI-Conf 99-013, p.234 - 0, 2000/01
昭和57年に設置された原研タンデム加速器は、原研のみならず多くの大学、国立研究機関に協力研究等により利用されてきた。平成5年にはタンデムブースターが完成し、豊富なイオン種とともに、重イオンを利用した研究が多くの成果を上げてきた。平成10年度から組織変更に伴い、物質科学研究部に配属されたことを機に、原子核と固体物性関連研究を含めた合同研究会を開催することとした。この研究会を通し、両分野の研究の新展開を図るとともに、新分野の研究立ち上げのきっかけを作れればと期待している。本研究会は、6つのテーマに沿った発表を2日間に渡り開催し、同時にポスターによる詳細な議論をするべく、水戸の会場を借り実施し、延べ180名の参加を得た研究会の報告集である。
原研大学プロジェクト共同研究バックエンド化学研究プロジェクト専門部会; 大学原研プロジェクト共同研究バックエンド化学プロジェクト専門委員会
JAERI-Conf 99-010, p.98 - 0, 1999/10
核燃料サイクルバックエンド分野における最近の研究成果の発表並びに今後の課題・展望について議論を深めるため、1999年1月27日(金)に「原研・大学プロジェクト共同研究シンポジウム」(企画:原研・大学プロジェクト共同研究検討委員会、原研施設利用共同研究委員会、主催:日本原子力研究所、東京大学原子力研究総合センター、会場:国立教育会館)が開催された。原研・大学プロジェクト共同研究バックエンド化学研究は、(1)TRUリサイクルのための核化学的研究、(2)燃料・廃棄物の固体化学的研究、(3)再処理・廃棄物処理の基礎化学的研究、及び(4)廃棄物処分の基礎化学研究の分野で行われた。本報告書は、シンポジウムにおいて発表された研究成果並びにパネル討論及びそれに引き続く討論の概要をとりまとめたものである。
中原 弘道*; 永目 諭一郎
日本原子力学会誌, 41(4), p.389 - 391, 1999/04
最近10年間、我が国で行われた核化学研究の成果について概観する。とりわけ急速に開発・整備されつつある各種の質量分離器を使って行われた新核種探索研究の成果と精力的に行われているアクチノイドの核分裂研究の成果を中心に述べる。
原子炉工学部
JAERI-M 93-174, 174 Pages, 1993/09
本年次報告は、原研タンデム、バンデグラフ加速器で、1992年4月1日から1993年3月31日までに東海研で行なわれた研究活動をまとめたものである。1)加速器運転と研究開発,2)原子分子物理、固体物理及び材料の放射線効果,3)核化学,4)軽イオン核物理,5)重イオン核物理の5部門にまたがる41編の研究報告、公表された文献、関与した職員及び大学等との協力研究リストを収録している。
物理部
JAERI-M 92-124, 204 Pages, 1992/09
本年次報告は、原研タンデム、リニアック及びバンデグラフ加速器で、1991年4月1日から1992年3月31日までの間に東海研で行われた研究活動をとりまとめたものである。1)加速器運転と開発研究、2)原子分子物理、固体物理及び材料の放射線効果、3)核化学、4)軽イオン核物理、5)重イオン核物理の5部門にまたがる44編の研究報告、公表された文献、関与した職員及び大学等との協力研究リストを収録している。
物理部
JAERI-M 91-170, 185 Pages, 1991/10
本年次報告は、原研タンデム、リニアック及びバンデグラフ加速器で、1990年4月1日から1991年3月31日迄の間に東海研で行われた研究活動をとりまとめたものである。1)加速器運転と開発研究、2)固体物理と材料の放射線照射効果、3)原子物理、4)核化学、5)核物理、6)中性子物理の6部門37編の研究報告、公表された文献、関与した職員及び大学との協力研究のリストを収録している。
金子 義彦; 水本 元治; 西田 雄彦; 中原 康明; 岩本 昭; 舩橋 達; 数又 幸生; 竹田 辰興; 星 三千男; 篠原 伸夫; et al.
JAERI-M 91-095, 137 Pages, 1991/06
陽子加速器の長半減期核種の消滅処理への適用について、昭和63年原子力委員会は群分離消滅処理研究の強化を求める決定を行い、これに従い、科学技術庁はオメガ計画を発足させた。一方OECD/NEAも国際協力計画をまとめた。このような情勢に対応するため、原子炉工学部は物理部、核融合研究部、化学部の協力を得て、大型加速器の性能、その開発手順、加速器利用研究計画などについて検討を進め、大強度陽子加速器計画としてまとめた。この計画の目標は、1.5GeV、10mAの工学試験用加速器である。技術開発用加速器(10MeV,10mA)の建設を中心にした大出力化のための技術開発ステップと工学試験用加速器の構成についてのデザインを示した。さらにこの加速器によって拓かれる核物理、核データ、固体物理、核融合、核化学等の基礎科学領域における先端研究についての展望をまとめた。
三好 正彦*; 藤村 正恒*
PNC TJ1409 91-001, 278 Pages, 1991/02
本報告書は、日本、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカ各国の再処理施設等の核燃料サイクル施設に関する安全審査資料等について参照が容易なように分類・整理し、とりまとめたものである。
物理部
JAERI-M 90-139, 230 Pages, 1990/09
本年次報告は、原研タンデム、リニアック及びバンデグラフ加速器で、1989年4月1日から1990年3月31日までの間に東海研で行われた研究活動をとりまとめたものである。1)加速器運転と開発研究、2)化学と放射線生物物理、3)原子物理、固体物理そして材料の放射線照射効果、4)核化学、5)核物理、6)中性子物理の6部門にまたがる49編の研究報告、公表された文献、関与した職員及び大学との協力研究のリストを収録している。
物理部
JAERI-M 89-119, 224 Pages, 1989/09
本年次報告は、原研タンデム、リニアック及びバンデグラフ加速器で、1988年4月1日から1989年3月31日までの間に東海研で行われた研究活動をとりまとめたものである。(1)加速器運転と開発研究、(2)原子物理及び化学、(3)固体物理及び材料の放射線効果、(4)核化学、(5)核物理及び(6)中性子物理の6部門にわたる45編の研究報告、公表された論文、関与した職員及び大学等との協力研究のリスト等を収録している。
化学部
JAERI-M 89-058, 342 Pages, 1989/05
1986年から1988年までの3年間における化学部の研究成果の主なものをまとめた。内容は1.燃料材料の分析化学的研究、2.分析用標準物質の調製、3.ダウン・ストリームに関する分析化学的研究、4.分析業務およびガラス工作、5.ヨウ素並びにトリチウムの放射化学的研究、6.高温水化学研究、7.原子炉の化学除染、8.TRUの核化学的研究、9.TRUの溶液化学的研究、10.燃料の熱力学的研究、11.照射損傷の固体化学、12.Co-60照射室業務、13.揮発性放射性核種の分離と固定研究、14.フッ素化合物の物理化学的研究、15.レーザーによる誘起化学反応の研究、16.高燃焼燃料の溶解研究、17.アクチノイド化学に関する原研・大学プロジェクト共同研究の17項目にわたる。
鹿園 直基; 飯泉 仁; 石井 三彦; 河原崎 勇記; 丸山 倫夫; 中井 洋大; 数又 幸夫
JAERI-M 86-112, 222 Pages, 1986/08
本年次報告は、原研タンデム,リニアック及びバンデグラフ加速器で、1985年4月1日~1986年3月31日までの間に東海研で行なわれた研究活動をとりまとめたものである。1)加速器運転と開発研究,2)原子及び固体物理,3)材料の放射線損傷,4)核化学,5)核物理,及び6)中性子物理の 6部門にまたがる52編の研究報告,公表された文献,関与した職印及び大学との協力研究のリストを収録している。
鍛治 東海*; 夏目 晴夫
Radioisotopes, 30(SPECIAL ISSUE), p.33S - 34S, 1981/00
わが国における過去やく30年間の核化学の研究成果を総括的に集録した紹介記事である。内容は概要についで、核反応、核分裂、壊変図の3部門に分け、わが国の研究発表を網羅的に、研究課題、研究機関、年次で紹介している。